M JECとは?

今後の活動予定

これまでの活動・議事録

E-MAIL

 

ホーム

はじめまして!

カリキュラム

私の学校、僕の学校

私の将来、未来

世界の学校文化

ライブラリ

イエローページ

お知らせ

Q&A

 児童・生徒に関するさまざまな問題を、Q&Aの形式で取り上げます。みなさんからのご質問も受け付けています。

1. 日本語・教科指導に関するもの  
2.
児童生徒の文化背景に関するもの  
3.
児童生徒の生活に関するもの  
4.
保護者、親とのコミュニケーションに関するもの  
5.
第二言語、母語に関するもの
6.
異文化理解・コミュニケーションに関するもの

など、どのような質問でも結構です。下記までお寄せ下さい。

みやぎ 児童 生徒 の ための 日本語 教育 を 考える  事務局

代表:川上郁雄(早稲田大学大学院日本語教育研究科 教授

事務局:〒980-0845宮城県仙台市青葉区荒巻青葉149宮城教育大学 市瀬研究室 電話・FAX022-214-3381
E-mail
ichinose@staff.miyakyo-u.ac.jp

異文化理解・コミュニケーションに関する質問

質問:中国からの帰国生(女子、公立中学の2年に編入)が、「友だちができない」と悩んでいます。教室では、孤立している様子も見られませんし、席の近い子どもたちと談笑していて、問題ないように見えるのですが…。

アドバイス:日本の一般的な中学生の「友だちづきあい」と、その生徒がのぞむ「友だちづきあい」とは異なるのかもしれません。例えば、日本の中学生なら、ひとたび学校の門を出てしまうと、翌朝、登校するまで学校の友だちには会わないで過ごすことが多いのではないでしょうか?中国から帰国したある生徒(中国の東北部出身)から聞いた話ですが、中国に住んでいた時は、放課後はよく、仲のいい友だちグループで集まって、一緒に宿題をしたり、勉強を教えあったりしたそうです。時には、それが夜遅くまで及ぶこともあり、そこには、親や教師の介在しない子どもだけの自治的な世界があったようです。そのような「友だち」関係や「つきあい方」を当たり前と思っていると、日本では、何か物足りないように感じられるのかもしれません。

質問:子どもが、バドミントン部に入りたいというので用具を買いそろえました。友だちを増やすきっかけにもなれば、と思っていたのですが、人間関係に何か問題があったらしく、1ヶ月もしないうちに練習に行かなくなりました。できれば部活動を続けさせたいと考えていますが、どうしたらいいでしょうか?

アドバイス:何かとストレスの多い生徒たちにとって、部活動は気分転換のいい機会になると思われます。クラスや学年を越えて、広く友だちをつくるのにもいい機会でしょう。その反面、体育系の部活動では、1年生から在籍していないと(もしくは、中学からずっと続けてこないと)レギュラー選手にはなれなかったり、大会に出場するチャンスがなかなか巡ってこなかったりということもあります。そのような場合、レギュラーに選ばれている生徒との待遇(練習時間や場所など)の差に失望し、やる気を維持するのが難しくなることも考えられます。
更に、先輩と後輩の間で、また仲間内だけで了解されているルールがあり、知らず知らずそのルールに違反するようなことが重なると、いつの間にか、「外国人」対「日本人」という対立に発展してしまう可能性もあります。無理に部活動に復帰させるというのではなく、本人の話をよく聞き、また部活動の顧問の先生や担任の先生にもよく相談して、できるだけ人間関係における挫折感を残さない方向で解決していければと思います。